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VALUE

モペットの価値観

モペットは “コーディング会社” ではなく、
「コーディング技術」を使って
“何をするか考える会社” です

時代に逆行するように泥臭く、あくなき探究を続ける

私たちはチームとしてスマートに仕事をすることを意識してますが、同時に地道な努力や根気強さを大切にしています。
特にこの「コスパ」や「タイパ」と言われる時代では、スマートさだけが際立って見えてしまうかもしれません。
YouTubeやオンライン講座など、手軽に学べる環境が普及してきましたが、
そういった時代の便利さに伴って、表面だけつくろって会話をする人もまた近年増えていることを実感しています。

ですが、我々の仕事は短期的に見ると遠回りに見えるような業務を積み重ねることがとても多い仕事です。
一つ一つの積み重ねを大切にしながら中長期的に価値を高めていますが、同時にチームとして長期的な目線をずらさないで活動していくことも重要だと考えます。
最新の技術やツールも積極的に活用していきたいですが、仕事の本質や物事の核心は常に自分たちで考えて行動しながら、結果や事象に対して、分析とトライアンドエラーを繰り返して成長していく、それが私たちの大切にしている考えです。

仕事を遂行する上で目標を達成することも大切ですが、そこに至るまでの過程をも楽しめる、
器用・不器用よりも、たくさん挑戦して時には失敗しながらも成長できる遊び心とチャレンジ精神にあふれる仲間たちが集まる場所、それがモペットです。

Webサイトを「建築物」に見立て、構造とデザインの役割を考える

Webサイトを「建築物」にたとえると、デザイナーは「設計者」、私たちの立場は「施工者」だと考えられます。
建築物の外観やイメージはデザイナーが担当し、私たちはその外観を実現し、構造を支える構造設計、ライフラインの整備、生活導線などを司る重要な部分を担うのだといえます。

現在のWebサイトにおいては、リキッドデザインやモバイルファーストなどマークアップ設計の概念に加えて、SEO対策やアクセシビリティ対応といったマーケティング観点も求められるようになり、私たちが担う役割はより一層増えていると実感しています。
そこには論理的で効率的な考え方と発想が必要です。
さらにはユーザビリティをデザイナーと検討することもあり、想像力や感性が求められます。

デザイン設計を理解し的確な文法構造へ落とし込み、効率的に作業を行うためにはクリエイティブな感性が求められる。
すなわち、アウトプットする技術だけではなく、その技術をどう活かすか、どのように情報を組み立てるかといった考え方は、マークアップするうえで求められる必須スキルだと考えています。

今後求められるのは技術そのものではなく、その技術をどのように扱い、どのようにして社会に還元できるかを考えられる人材です。
モペットでは、コーディング技術そのものよりも、こういった考え方や、デザインから本質を汲み取る力を持っている人、身につけたいと思っている人と一緒に未来を築いていきたいと考えています。

成果物を超える価値を追求、それゆえにAIやノーコードの発展を歓迎する

世の中の90%以上のコーディング会社は、広告代理店やデザイン会社から依頼を受け、要件通りに対応して成果物を納品することでしょう。
それは裏を返せば、要件以上のクオリティで成果物が上がってくることはないということです。
しかし、クライアントがWebに精通していない場合も少なくありません。

モペットは “コーディング業者” としてではなく、同じプロジェクトを担う ”1メンバー” として、
クライアントやユーザーが本当に求めているものは何かを考え、制作チーム全体でコミュニケーションを取りながらヒアリングや提案を行い、“要件に遵守した利用しづらいWebサイト” ではなく、“ユーザーが利用しやすく長期的に活きるWebサイト” を作ることを大切にしています。

時にそれは、要件と異なる仕様設計になることも少なくありません。
しかし、それこそがコーディング技術や成果物とは別で、モペットが提供できる価値であり、私たちがクライアントから選ばれ続ける理由でもあります。
そこには当然、コミュニケーション能力や柔軟性、状況を多面的に考えられる思考力が求められます。

ここ数年、AIやノーコードの進化は目まぐるしく、今では知識やスキルが無くても、それらしいWebサイトが簡単に作れる時代になりました。
それらはとても便利で「このエラーを解決するためにはどこを修正すれば良いですか。」「〇〇を実現させるコードを書いてください。」など内容によっては、AIに質問した方が、人が手を動かすよりもずっと早く解決できる場合も多々ありますが、状況を先読みした代替え案の提示や想定外の事象への対処など細かい配慮や複雑な対応を苦手としています。
だからこそ、提示された内容をそのまま受け入れるのではなく咀嚼して、その時々に合わせて改良してアウトプットすることこそが、AIを上手く扱うということだと思います。

AIに無くて、人間が持っているものこそが “機敏なコミュニケーション能力” や “柔軟性”、“汲み取る力” であり、これらは業種に関わらず、働く上で求められている普遍的なものであり、いついかなるときも念頭に置いて取り組むべきだと考えています。
モペットはコーディングを生業としていますが、技術力だけに留まらない価値の追及を続けていきます。